終わりなのね（；；）血（終）

昨日がとうとう最終回
いろいろ文句もありますが、
やはり血、好きだったのね、私

やっと出た小夜とハジのラブシーン。
これを見てたら、やはり私、血が好きだったのだと萌えたのよね。

小夜とハジのキスで始まり、キスで終わった、血。

大変な事もあるけれど、生きていけ、なんて大テーマがやっと出てきた。

　空白の一年以降、空洞のようだったこのアニメ。
この大テーマを元に、もっと色々な事を掘り下げれば、深みも面白みも、もっとあったハズだったのに。
　後半の不甲斐なさに、ファンとしての怒りや悲しみばかり増えて、作り直して欲しいとさえ思う。

　小夜とハジの別れのように描いていたけれど、バラバラにされても瓦礫が落ちてきてもハジが死ななかったのは、ソロモンが実験済み。
　だからハジとの別れは別れではないし、それならシュバリエの殺し方をもう一つくらい用意しておけばよかったのにと思う。

　ディーバが死んでも生きていた彼女のシュバリエ達を思うと、小夜たちの母親のシュバリエや、母親の姉妹だろう者やそのシュバリエの存在が絶対あるべきで、それを元にした色々なエピソードがあればもっと深みが出て面白くなったハズで、それらはまた、生まれてきた双子への「生きるべき」というテーマへ繋がっていくのじゃないのか？

　そして置き去りにされた、なぜ翼種が生まれるかという謎も、「生きるべき」に絡めてくると、例えばベトナムで知り合った少女も救いがあったのにと思う。

　阿佐ヶ谷さんの予想通り、双子はカイが育ててましたね（笑）
双子はリクの子でもあるのだから、カイにとっても姪達ではある。小夜だけ「おばさん」と呼ばせるとは（笑）

　双子が育って、小夜とリクにそっくりだったら、またそれが「生きる（種の保存）」と言う意味にも繋がると思うんだけど、そんなシーンはなかった。是非出して欲しかったな。そしたら萌えたのにな。

　設定の穴は数々あって、ツッコミたいところだけど、もう来週からハジ小夜は見られないのねと思うと、やはり寂しいな。