ゲド戦記

早々に見てきました、映画「ゲド戦記」

一家で見てきたので、余韻に浸る暇なく旦那に「ぽんぽこ並」と言われてしまったよ……orz
…そうだ、私、映画は一人で観る主義（小家族は別）だったんだった。忘れてたよ。

で、私の感想↓

お姫様アレーン！　
はい、ここでも、アレンと名のつく彼はお姫様でした（笑）
一人でしょうもない苦悩を背負って、皆に守られて助け出されて…。
逞しい女の子に助けられるというのは、昨今の物語のパターンなのでしょうか。

いや、映画的には私は、そんなお姫様なアレンや、イヤラシサがにじみ出るクモが萌えだったので、面白かったのですが。
余韻に浸る間もなく旦那が「テンポが悪い」って……orz

映像はとーーーっても綺麗でした。
どこか外国の観光名所を見てるようだった。
龍も綺麗で、今までのジブリの中で一番綺麗な龍だったんじゃないかな。

音楽も歌も映画に合っていて良かった。テルーの女の子の素っ気無さがいいんだよね。

うーん、でも原作を読んでいないというのはかなりの失点かも知れない。
（いや、原作を読んでもルグインの世界はわかり辛いのよね）
あれとかこれとかが何でそうなるのか、よくわからないまま、アレンが助けられて、自分の罪と立ち向かっていくという流れしか、映画ではわからなかったです。

ジブリの映画の後継者としては頼もしい作品だったとは思います。
ただ外国とかの受けとか興行的にはどうかな、という所かな。